【見学レポ】コンフォートシューズの工場見学へ行ってきました 〜見えないところにこそ宿る、靴づくりのこだわり〜

おひさま自然療法院で取り扱っている靴たちは、なんと日本で手作りしています。
今回神戸にあるラッキーベル本社と、生産工場を見学させていただきました!
グーテヴァールは、日本の靴づくりの技術とドイツの整形外科靴の考え方が融合して生まれたブランドです。
ヨーロッパのコンフォートシューズに匹敵する機能性を持ちながら、日本人の足に合わせて開発されているため、心地よくフィットし、日本製ならではの安心感もあります。
おひさま自然療法院でも、さまざまな悩みを持つ方に喜ばれ続けています。
では、さっそく見学レポをお届けします!


本社前でポーズをとる、代表湯川の図。
まずは本社にお邪魔しました。現在扱っている靴がずらり。


おひさま自然療法院で扱っている靴たちを発見!

この靴の醍醐味はなんといっても、ドイツのマイスターレベルの靴を日本で、職人さんたちが手作りしていること。
また、“履き心地”と“長く使う”を両立させた設計なんです。


営業担当の岡さん。当施設の販売を長く担当してくださっている方で、今回の見学でもいろいろとご案内いただきました。
ラッキーベルの歴史や阪神大震災の時のエピソードなどもお話しいただきました。

ラッキーベルは学校用内履きが有名で、室内には歴代の靴がずらり。
では早速、工場見学のレポートをお届けします。
ラッキーベルの靴工場見学
1
革の裁断(カッティング)


国内で加工された牛革を使用しています。革には張りのある部分と柔らかい部分があり、それぞれの特性に合わせて、靴の部位ごとに使い分けているそうです。
「ハリのある部位は靴の外側、柔らかいところはファスナー裏の保護パーツ等に利用します」


靴のサイズごとに全て違う型を使用。型に小さな切れ込みがあり、そのわずかな違いでサイズを把握し、職人さんたちはその後の工程も進めていくそうです。


工場には色んな色の本革がありました。
2
縫製




専用の工業ミシンを使って、縫い合わせていきます。ぐっと靴の形に近づいてきました。ベテランの職人さんでも、1日に仕上げられる数はおよそ数十足。
すべて手作業で進められている様子は、実際に目にすると驚きです。


折り返しや縫製をしやすくするために、あらかじめ革の端を専用の機械で薄く削っておきます。これを「革漉き(かわすき)」と言います。
「革漉き(かわすき)」の様子
その後、専用のテープで固定し、縫い上げる。女性靴などの「やわらかい丸み」は、このように縁を内側に入れ込むことで、柔らかな印象になります。
手間のかかる工程ですが、これによって美しいラインに仕上がるのです。


3
カウンター成形



機械でプレスし、カウンター(かかと部分)を作ります。高温で加熱して柔らかくしたあとに、低温で冷やして形を固定します。
4
縫製など


ここがラッキーベルのこのシリーズ独自の靴の製法。
靴のアッパー(外から見える部分)と中底パーツを一気に縫い合わせていきます。
仮縫いなしにソールを一気に合わせていく技術はまさに職人技。「私は60代ですが、この世界ではまだ若い方なんです」とのこと。
5
ソール装着の準備
ソール装着前に行うラッフィング。接着面を軽く削ってザラつかせます。
そのままの状態だと表面がなだらかなため、接着剤が密着しにくく、剥がれの原因に。あえて荒らすことで接着剤が入り込み、強固に接着できるようになるそうです。

安くて量産されている靴は、底全体に接着剤をつけて貼り合わせるのが一般的。それが一番手早くて低コストです。
一方で、この靴は表面を少し削ったうえで、サイドのソールとの接着部分にだけ接着剤を使っています。なぜそんな手間のかかることをするのかというと、ソールがすり減ってきたときに交換できるようにするためなのだそうです。
長く履ける靴を作る心は、こうした見えないところにこそ宿るのだと、目を見張る工程でした。
6
ソール装着
専用の機械を使って、ソールを装着していきます。

ソールをつけたあと、靴をドライヤーのような温かいボックスへ。
革を少し温めてやわらかくし、木型に沿った形をしっかり定着させるための大事な工程とのこと。
これによってさらに形が安定するそうです。
7
最終検査


針が残っていないか、最終検査を行います。
金属探知機はファスナーなど金属パーツにも反応するため、一点一点、人の目が欠かせない工程とのこと。
検査をクリアしたものだけが在庫棚に並び、出荷を待ちます。
8
完成
全国のお店に靴が並び、私たちの元に届きます。



靴のアフターケア(修理やパーツ交換)も行っています。
下記は長らく履いてよれてきたマジックテープ部分を付け替えている様子。




●インソール交換
●アウトソール(底)交換
●表革、ライニング(裏材)の部分補修
●面ファスナー交換
●ファスナー交換 など

こうやって修理をすることで、長く履いていただける靴になっています。


靴のカスタマイズもできます。
革の種類や色を選ぶことができ、自分の好みに合わせた一足を作ることができます。


当施設でも、いろいろな種類の靴を取り揃えています。
お気軽にお声がけください。
この靴の良さを知り、さらに広めていきたいと思った工場見学でした。ラッキーベルの皆様、本当にありがとうございました。









