私たちは何を治しているのでしょうか?― おひさま自然療法院が大切にしていること

こんにちは。コラム担当の湯川あゆみです。

私たちのところには、「病気を治してほしい」「この不調を何とかしたい」という思いを抱えて、多くの方が来院されます。

痛みを和らげたい。
元気になりたい。
以前のような生活を送りたい。

そのために、おひさま自然療法院では、波動療法を中心に、さまざまなアプローチを組み合わせた調整を行っています。

でも、私たちがいつも心に置いていることがあります。

それは、私たちが向き合っているのは「病気」ではなく、「人」だということです。

病気の背景は人それぞれ

同じ病気や症状でも、抱えている背景は人それぞれです。

仕事のストレスが積み重なっている人。
長年、自分の気持ちを後回しにしてきた人。
誰にも頼れず、一人で頑張り続けてきた人。
大きな喪失や悲しみを抱えている人。

あるいは、生活習慣の積み重ねが影響していることもあります。

偏った食生活。
身体を動かす機会の少なさ。
姿勢や身体の使い方のクセ。

目の前の症状だけを見ていては、その人の回復の手がかりは見えてきません。

だから私たちは、身体だけでなく、長年のライフスタイルや心の状態、そしてその方が歩んできた人生にも目を向けます。

生命力が働きやすい状態を整える

私たちが本当に大切にしているのは、「治すこと」以上に、その人が本来持っている「生命力が働きやすい状態を整える」ことです。

植物は、「頑張って育てる」ことはできません。

日当たりや水、土壌を整えると、自らの力で芽を出し、花を咲かせます。

人も、それによく似ています。

安心できる環境。
深く呼吸できること。
身体がゆるむこと。
負担の少ないライフスタイル。
身体の機能を高める適度な運動。
心が軽くなる生き方。

こうしたものが積み重なることで、本来備わっている回復する力は、少しずつ自然に働き始めます。

私たちの役割は、そのお手伝いをすること。

自然の摂理に沿って身体が整いやすくなるための智慧をお伝えし、
その人自身が持つ力を引き出せるように寄り添いたいと思っています。

もちろん、「こうすれば必ず病気が治る」と言うことはできません。

それでも、多くの方が病気や症状の改善を実感され、初めて来院された頃より表情がやわらぎ、笑顔が増えていきます。

そして、こんな言葉を聞かせてくださいます。

「身体が軽くなりました。」
「やりたいことができるようになりました。」
「病気になったおかげで、本当に大切なことに気づけました。」

健康とは自分らしく生きられること

私たちは、健康とは病気があるかないかだけではなく、自分の生命力を信じながら、自分らしく生きられることだと思っています。

人は生きていれば、さまざまな出来事に出会い、ストレスを抱え、ときには不調や病気という形で身体がサインを送ってくることがあります。

その出来事を「敗北」と捉えるのではなく、大切なメッセージとして受け止め、

これまでよりも、
より健康でいられる暮らし方、
自分でも気づいていない命の力、
本来の自分らしい生き方、
そうしたものに出会っていってほしい。

それが、おひさま自然療法院という場の役割でありたいと願っています。